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丸の内

本物の時代①

 

今日、午前中にスキャバルジャパン(世界最大級の服地商社さん)に出かけました。

 

東京支店長の桂林さんとの会話の中で、非常に参考になる話がありました。

この景気後退期での春夏物の販売を控えての会話です。

 

桂:「安積さん、今ももちろん来ていますが、完全に時代は、貴方を望んでいるよ。」

安積:「ふむふむ。」

安積:「どういうことでしょうか?」

桂:「今は、不景気と言われているけど、時代は繰り返しています。

   こんな事は、昔からあった状況です。強いのは

   (1)自己の所有の物件で商売が出来る事(家賃が出ない。)

   (2)そもそも家業が洋服屋であること(家柄)

   (3)家族経営をしていることよ。(他人への給料の支払いがない。)

   今、必要なのは、他が何も出来ないので、

       ガンガン売るために店舗を拡大することや、人を増やす事でなく、

   売上が30%落ち込んでもじっと耐えることの出来る体力があることなのです。」

安積:「そうなんのですか?どういう根拠で?」

桂:「元々、私は、家業(飲食店)もありましたし、業界糸へん他社を見ても、そうです。

   大きく時代に適合して業績を伸ばしても、伸び続ける事はない。

   上手に調整をし、次の段階で上手く時代に乗っていく事です。

   そのためには、先程の3点が重要で、その中でも一番大事なのは、

       2番目にあげた 『元々洋服屋で育っているという血筋のよさ』

   がとても大事です。

   根底に流れる物が違うので、話をしていても、付け焼刃の店員とは、全然違う。

   スタート時点での差は、決定的で埋まらないのです。」

 

と聞きながら、非常に感心しました。

 

年末に色々なお店に行き、良い人材がいたら、買い物もしてあげるし、

あわよくば、ヘッドハンティングしようと思い、丸の内界隈、青山界隈のお店を色々巡りましたが、

一人も私を満足させ、財布を広げた人物に出会えませんでした。

今この業界で働いている人たちは、きっとおしゃれに興味を持ち、専門学校等を出て、

服飾を通じてお客様に貢献したいと思う方ばかりなのでしょう。

となると、私達洋服屋育ちの人間と、根本的に違うのです。

それに改めて気付かされました。

 

続きは、またあした・・・・・・。

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